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プロフィールを聞かせてください。
1999年に東京工業大学理工学研究科(化学工学専攻)修了後、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社(特殊化学品メーカー)に入社しました。現在、アカウントマネージャーとして技術営業と製品管理を行っています。
MBAを修得された意図は何でしたか?
MBAの取得を検討した理由は大きく3つあります。
1つは単純なスキルアップです。入社後3年間、化学の知識を頼りに営業を行っていましたが、π(パイ)型人材が求められている今、もう1つ何か別の専門領域を持ちたいと考えました。
2つ目は経験則の限界を感じたことです。自分には自分の特性にあった業務のやり方があるはずで、上司や先輩と同じやり方では効率的な業務をすることはできませんし、経験則は体系的な学習効果は非常に低いといわざるを得ません。自分なりの効率的な応用を行うにはまずビジネスの基本をしっかりと身に付けなければならないと考えました。
3つ目はスイス本社のトップマネジメントにはMBAホルダーが多く、キャリアアップのためにはMBAの取得はプラスになると考えました。もちろんミーハーな部分もなかったわけではありませんが。
ボンド大学大学院-ビジネス・ブレークスルー提携MBAプログラム(Bond-BBT MBA)を選択された決め手は何でしたか。
直接的なきっかけは大前研一氏の著書「サラリーマンサバイバル」を読んだことです。自分の将来を真剣に考えるきっかけとなりました。したがって大前研一氏が監修し、実際に講座も担当している本プログラムを選択することは自然な流れでした。ほかにも検討した大学はありますが、社内公用語が英語であるため、主要な科目を英語で学習できることは重要な点でした。もちろんインターネットを通じて授業が行われることによる時間的自由度の高さ、オーストラリアの現地での学習プログラムがあることや、グループでのリポート作成などを通して、さまさまなネットワークが構築できる点も大きなポイントです。
実際に入学されてからの印象はいかがでしたか。
入学後の一番印象的なのは学生のレベルの高さです。社外の優秀な人、世代の異なる人とのコミュニケーションは非常に勉強になります。やはり30代の人が多いと感じますが、20代で開始しても決して早いとは思いません。むしろ20代で社外の優秀な人たちと対等にディスカッションできることが許され、また求められることで成長が早められると思います。チームでのリポートなどでは、バックグラウンドの違いから自分ならではの貢献の方法を積極的に探り、グループとしてうまく機能することで互いを高めあうことができると思います。
Bond-BBT MBAのカリキュラムの長所はどこにありましたか。
本プログラムの長所は働きながら学べることです。休職をして米国のMBAを目指すことも検討しましたが、働きながら学ぶということは機会費用の点のみならず、学んだことをすぐに実際に生かすことができるという利点は大きいです。これは開始後、実際にそう感じました。学んだことを実業務に生かすことで学習効果は飛躍的に向上します。また大前研一氏とネットワーク上で直接ディスカッションができることは非常に大きな刺激となります。
働きながら学ぶために工夫されたことは何ですか。
インターネットや衛星放送によって時間的自由度は与えられますが、絶対的な時間は作り出さなくてはなりません。平日はとにかく定時に帰るためにあらゆる努力をしましがさまざまな工夫を意識的にすることで結果として非常に効率的に仕事を行えるようになったと思います。また、家族の協力が不可欠です。土日も机に向かうことがどうしても多くなるため、あらかじめ理解を得ておく必要はあると思います。
今後のキャリアプランや夢などを聞かせてください。
MBAを通じて学んだ成果として経営者としての視点と各分野のプロフェッショナルとのコミュニケーションツールを身に付けたことが挙げられます。MBAを取得しても実際の財務を担当している人たちに財務の技術でかなうわけではありませんが、彼らとコミュニケーションができ、なおかつ経営者の視点を持って議論ができるようになることは非常に重要です。将来は自社の戦略策定に携わりたいと思っています。MBA取得をきっかけにスイス本社勤務の夢がまずはかないそうです。
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